2004年07月19日
ヘッジファンドを購入した投資家は報われたか?
前回のエントリで、ヘッジファンドのことを書いていたら、先日アサヒ・コムでヘッジファンドを購入した投資家が報いられているかどうか? という記事があったことを思い出しました。かろうじて投資家は報われているかもしれない、というのが結論のようです。
アサヒ・コムに掲載されていた記事の出典はモーニングスターだったので、リンクをモーニングスターの該当記事に貼っておきます(ヘッジファンドが投信マーケットを侵食)。
その中のポイントを抜き出してみました。
ヘッジファンドのフィーは高率ですが、投資家はそれでも十分報いられているのかどうかの問いに対しては、19%の運用会社が投資家の手取りリターンも高いから十分報いられていると見ていますが、10%の運用会社は投資家は手数料を払いすぎで十分報いられていないとしています。その中間で、35%の運用会社は、投資家は「おそらく」十分に報いられているのだろうとしており、36%の運用会社は報いられているかは疑問だとしています。
これ、ざっと読んだだけだと数字がアタマに入ってきませんが、「十分報われている」と「おそらく十分に報われているだろう」を足すと、19%+35%=54%で、かろうじて過半数以上の投資家は「運用会社から見て」報われているようだ、ということになります。
あくまでも運用会社にヒアリングした結果のようなので、評価が甘くなっている可能性があることを差し引くと、高い運用フィーを払っても報われている投資家は半々程度ということになりそうです。これって、比率として高いのでしょうか、それとも低いのでしょうかねえ。高い運用フィーを払ってヘッジファンドを買っても報われる確率が2分の1だとすると、僕としてはちょっと低いのではないか、と思うのですが……
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確かに、シティバンクのヘッジファンドは手数料が高い!ですね。
かんさんこんにちは。ヘッジファンドの手数料はどれも高いですよね。お金を払ってまでお任せしたいほどのすばらしいシステムがヘッジファンドにはあるはず、という理屈なのだとは思いますが。でも手数料が高いと、それだけで買うのは抵抗ありますね。
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