2004年07月24日
野村の特定口座について、詳しく聞いてみた
先日のエントリで、野村證券から「特定口座」の案内の手紙が来たことを紹介しました。そのときは、自分には関係ないだろうと思ってそのままにしていましたが、それでもなんとなく気にはなっていたのです。たまたま今日、野村證券の前を通りかかったので、窓口で特定口座について詳しく聞いてみました。
もっとも大事なこと。
(1)特定口座は、申し込みも費も管理費もかからない。無料。
ということが、まず分かりました。
次に機能。通常の証券会社の口座と、特定口座の違いは大きく分けると2つ。
(2)特定口座ならば、確定申告用の書類“年間取引報告書”が出てくる
(3)特定口座で源泉徴収してもらえば、自分で確定申告しなくていい
ということらしいです。
今年から税制が変わって、上場株などを売却したときの売却益にかかる税金を確定させるために、確定申告をしなくてはならなくなったそうです。
確定申告をするには、株式の取得金額とか時期などをきちんと書いた書類がいるらしいのですが、特定口座ならばその書類を用意してくれて、さらに本人が希望するならばそのまま税金を確定して証券会社が源泉徴収し、確定申告そのものが不要になるとのこと。
さらに、株の売却益と損益は相殺できるのですが、複数の証券会社にまたがって損益が分散しているときは、証券会社ごとに源泉徴収してもらうよりも、書類を出してもらって自分で損益を相殺させた上で確定申告した方がトクとのこと。
ただし、いまは特定口座の対象が株式だけで、投資信託については10月以降に決まるそうです。というわけで、投資信託しか野村證券の口座に持っていない僕は、当面様子見ということにします。
ちなみに、説明してくれた窓口の女性はとても美人でした。美人を目の前にして、しかし話題は特定口座についてのややこしい話をしなければならない、という状況は歯がゆさと切なさを感じさせます。
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