2004年08月25日
よい投資信託を選ぶための条件を考えた
前回のエントリ「6年前の投資信託選択の失敗」では、解約せざるを得ないダメファンドを2本も選んでしまったなあ、という後悔のお話でした。今回は、その後悔をいかに活かすかというお話。
以前は、投資信託をなんとなく選んでいました。多少は販売手数料などを気にしてはいましたが、それよりも過去に値上がりしていたからとか、パンフレットでファンドマネージャが立派なことを言っていた(のに、いつのまにか彼は運用チームからいなくなっていた)とか、感覚的なものが選択を大きく左右していたように思います。
そこで今回は下記の3つの条件を明確にして、それをクリアするものに絞るつもりです。
1. 販売手数料が安い
2. 信託報酬が安い
3. モーニングスターの評価が高い
販売手数料は、高いものでは3%から、安いものは0%(いわゆるノーロード)まであります。いろいろな投資信託の資料を見てみると、だいたい1.5%程度が平均。1%前後かそれ以下なら以下安い部類に入るようです。
基本的に、販売手数料は安いほどいいものです。販売手数料が高いから証券会社が手厚くサポートしてくれる、なんてことはいままでありませんでしたし、証券会社からすばらしいアドバイスを得たことも残念ながらありません。販売手数料というのは、あんまり納得できないコストですね。
ではノーロードの投資信託がいいかというと、ノーロードの投資信託は微妙に信託報酬が高かったりする傾向があるので、要チェックです。
ということで、販売手数料は1.5%以下あたりを目安にするつもりです。
信託報酬は、これも自分なりに資料を見てみると、1.5%前後が平均的なようです。信託報酬は毎年取られるコストなので、購入時に1度だけ取られる販売手数料よりも影響が大きいものです。例えば、信託報酬が1.5%の投資信託を10年保有していたら、投資額の15%が(単利計算ですが)信託報酬として消えていきます。ですから10年で15%以上の成長がなければ、その投資信託は元本割れということになります。
これって数字にしてみると結構大変ですよね。いま銀行の金利が0.015%などというところがザラですから、投資信託を保有しているだけで取られる信託報酬がいかに高いか。
というわけで信託報酬も1.5%以下くらいを目安にしようと思います。
さて、最後のモーニングスターの評価について。モーニングスターとはご存じのとおり「投資信託の評価をする会社」です。投資信託を評価するだけで会社が成り立ってしまう、というのも考えてみれば、わりとすごいことです。僕も、投資信託のブログを書くだけで生活が成り立ったら....という話はおいておいて。
モーニングスターの評価を参考にするのは、投資信託を選ぶときに、ある程度専門家の評価を参考にすべきだと思ったからです。モーニングスターの評価がどれだけ将来の投資の目安として役立つのかはよく分かりません。でも、いままで失敗した、と思った投資信託の評価は軒並み★(星1つ)でしたので、よい投資信託を選ぶための評価、というよりも、悪い投資信託をつかまないために評価を利用する、といった方向で考えます。
モーニングスターの評価は「★★★」(星3つ)以上のものを選ぶ、というのを目安にします。
さらに投資信託選びは続きます。
[関連カテゴリ]
・ 7.販売手数料と信託報酬
・ 4.海外株式の投資信託
・ 3.国内株式の投資信託
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投資信託を趣味にしているビジネスマン、イーノ・ジュンイチです。いつもご愛読ありがとうございます!




Morningstarのレーティングは過去の一定期間の成績(リスク調整後リターン)が良い順に5段階にわけただけです。定性評価は全くしてません。つまり「Morningstarの評価が高いファンドを買う=過去に成績が良かったファンドを買う」ということです。
vox mundiさん、コメントありがとうございます。モーニングスターの星印は、あまりその中身を知らずに目安にしていました。あの星の意味は成績ランキングだったんですね。だとするとちょっと物足りないので、ほかに定性的な内容を含む評価を出しているような評価機関を探してみるといいのかもしれません。
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