2004年09月27日

投資信託は個人金融資産の2~3%にすぎない

日経マネーで連載されている川北英隆氏の「アルペン式 勝てる株運用」は分かりやすくて勉強になります。いま本屋に並んでいる11月号では投資信託について解説されていましたが、川北氏は投資信託の評判の悪さをまず指摘しています。

本文から抜粋。

「何だ、投信か」、「そんなの読む必要なし」と直ちに反応された方は一種の熟練者だ。日本の投信をとことん実体験され来た被害者である。それほどまでに、投資信託の評判は悪い。
筆者の川北氏の経歴を見ると、1950年生まれ、日本生命で約30年間証券投資にかかわり、現在は同志社大学政策学部教授だそうです。つまり現場でものを見てきて、いまは大学という証券とは利害関係の(たぶん)ない立場にあるためにストレートにものを言えるのだと想像すれば、この発言はたぶん重い事実なのでしょう。

記事に掲載されたデータ(日銀の資料について作成されたという)によると、投資信託は個人金融資産の2~3%を占めるにすぎないそうです。たしかにこれだけ低いのは、評判の悪さの反映でもあるのでしょう。さらに本文から。

この状況は、'80年代末のバブルや'00年のIT(情報技術)バブルで生じた投信ブームで少し変わるかに思えたものの、結局は元の木阿弥、投信の評判は回復しなかった。さらに投信の内訳を調べてみると、最近では国内株式、国内債券、海外証券がほぼ均等になっている。以前に。以前に比べると、海外証券の増加が目立つ。一方、国内株式に対する投信の人気はいま一つだ。

さすがに大学に身を置く筆者の分析は緻密です。「国内株式の投信の人気がいま一つ」という点は、筆者が「それが評判の悪さの一番の原因ではないか」といいたいところを暗に示しているような気がしますが、もしかしたら僕の深読みのしすぎかもしれません。

僕も、この6年間投資信託を保有してきて、現在マイナスです。でも投資信託は趣味みたいに気に入っています。だから、ともいえませんが、マイナスになったから「評判が悪い」というの多少短絡的な論理ですね。この数年株式だって世界的に下がってきたわけで、投資信託の評判だけが悪くなるのは変ですからね。では、なぜ投資信託だけ評判が悪いのか、その辺のことは川北氏は記事の後半で言及しているようです。

ということでこの記事、とても面白いので次回も続きを取り上げようと思います。

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