2004年09月 5日
ノーロード投資信託の信託報酬は高い?
投資信託選びは続いています。ノーロードの投資信託は、販売手数料が無料の代わりに信託報酬が高いのではないか、という疑念について調べてみます。
さて、ノーロードの投資信託は信託報酬が高いのでしょうか? ノーロードは、ウサギの皮をかぶったオオカミなのでしょうか?
それを調べるために、前回のエントリ「販売手数料の安い投資信託を探して(ノーロード編)」で例としてあげた、カブ・ドットコムで扱っているノーロードの投資信託について、信託報酬の値を並べてみます。
・2.1525% 東京三菱/メロン(グローバルバランス)
・0.546 % インデックスファンド225(UFJパートナーズ)
・0.651 % トピックスオープン
・1.87425% 朝日ライフSRI社会貢献ファンド
・1.6275% 東京三菱日本株アクティブオープン
・1.281 % Jオープン(店頭・小型株)
・1.596 % UFJパートナーズグローバルスターオープン
・0.8505% ダイワ・NYダウ・インデックスファンド
・1.596 % UFJパートナーズチャイナオープン
インデックス系の投資信託「インデックスファンド225」と「トピックスオープン」などは低めの信託報酬で妥当なところだと思います。Jオープンの1.281%というのは、アクティブ型の投資信託としては安い部類に入るでしょう(実は僕はこの投資信託を保有しています)。東京三菱/メロン(グローバルバランス)は2%を超えているのでなかなか高い信託報酬ですが、これはグローバルバランス型だからかもしれません。
これを見る分には、ノーロードといえども「はっきり信託報酬が高い」とわけではなさそうです。Jオープンのように低いといえる投資報酬のものもありますから、なかなか魅力的な選択肢もあるといえそうですね。
ノーロードについては、もう少し詳細に見ていきたいと思っていますので、別のエントリでまた書くつもりです。
[関連カテゴリ]
・ 7.販売手数料と信託報酬
・ 4.海外株式の投資信託
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