2004年10月19日

大和證券で勧められたのは「UBSグローバル株式40」

繰上げ償還が行われる「大和ワールドオープン」の代わりに、新しく保有する投資信託を探しています。先日、大和證券に電話して「グローバルに投資する投資信託で良さそうなもののパンフレットを送って」とお願いをしておいたら、さっそく郵便で届きました。

その投資信託は「UBSグローバル株式40」。いわゆる社会的責任投資信託(SRIファンド)という奴ですな。大和證券のホームページから引用すると、

(企業活動における地球環境対策や資源の効率的活用、企業市民としての責任や、株主・従業員・消費者・地域社会等に配慮した経営を行う責任)に着目した株式投資

ということのようです。SRIファンドは以前から気にはなっていましたが、いままで選択肢には入っていませんでした。で、例によってこのUBSグローバル株式40という投資信託のことをちょっと調べてみました。すると、

・運用開始は2003年11月で、まだ1年未満のファンド
・10年間で償還予定
・販売手数料は3.15%
・信託報酬は1.764%

1年未満のファンドであるため、モーニングスターでは評価対象外になっていました。それに、この販売手数料はなんですか? 3.15%? ぼったくりです。信託報酬も決して安くないですし、10年で償還というのも長期投資にはまったく向いてませんね。僕の判断基準である「販売手数料と信託報酬が安くて、モーニングスターでもある程度以上の評価のもの」にまったく該当しません。よって速攻でボツ。

大和證券のホームページでも、この投資信託がやや目立つところに表示されていましたから、きっといま販売に力を入れているのでしょう。そのために営業担当も僕に目論見書を送ってきたのだと思います。だけど、安直に勧めすぎじゃないですかね。まあ、電話で資料の送付をお願いしたときも安直な毎月分配型の投資信託を勧められたので、証券会社の営業のおすすめは、やはりあまりアテにはできないということですね。

というわけで大和證券で扱っている投資信託を新しく購入する選択肢は、一気になくなっていくのでした。

[関連カテゴリ]
4.海外株式の投資信託

[広告]

[ブックマーク]  Yahoo!ブックマークに登録

≫次 : 「銀行からの引き落とし」でフィデリティの投資信託を毎月買う
≪前 : シティバンクと新生銀行の投資信託を比べると



[トラックバックURL]