2005年04月 4日

モーニングスターのレーティングを考える(4)~モーニングスターリスク編

モーニンスターでは、投資信託を評価するときの尺度として「モーニングスターリターン」(以下リターン)と「モーニングスターリスク」(以下リスク)の2つの値を使っています。前回は「モーニングスターリターン」を調べてみましたが、今回は「モーニングスターリスク」について。

今回もまた、モーニングスターの「パフォーマンスの評価」というページの「モーニングスターレーティング値」の部分を読み解いていきます。

ここで「モーニンススターリスク」は、次のように定義されています。

モーニンススターリスク=
ファンドの下方乖離月次平均/大分類での下方乖離月次平均

説明を読んでみますが、よく分かりません。説明を書き写してみましょう。

・リスク=自己のファンドのリターンが短期金利(無担、コール)を下回ること(リターンの下方乖離)
・下方乖離月次平均=期間中の下方乖離合計(%)/月数

1つ目の説明は、たぶん「リターンが短期金利を下回ることだけをリスクと呼び、上回ることはリスクと呼ばない」ということを定義しているのだと思います。基準価格がいくら上昇しても、それはリスクじゃないと。

その前提で、リスクを数式で表しているのが2つ目の説明でしょう。

下方乖離についても、同じページに解説がありますので、抜粋します。

具体的には36ヶ月の間に、ファンドの月次リターンが短期金利を下回った月の下回ったパーセンテージを合計し、さらに合計数字を対象期間の月数(36)で割って、月次の平均数値を求めます。こうして求めた下方乖離幅(かほうかいりはば)をそのファンドが属する大分類の平均値と比較します。

例えば、ある投資信託の値動きが6カ月で+2%、-3%、-1%、+8%、+2%、-3%、となった場合、下方乖離月次平均は、-3%、-1%、-3%を足した-5%を、期間の6カ月で割って、「-0.83%」となるようです。

ここで分かるのは、「できるだけ下ぶれしないほうが、モーニングスターリスクの値が小さくなる」ということですね。

前回の「モーニンスターリターン」、今回の「モーニングスターリスク」と調べてきました。次回がまとめです。

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