2005年05月30日

マネー雑誌の都合は分かるけど

自分で書いたエントリをあとで読み返すと、書いたときには気が付かなかったことを後になって発見をすることがあります。ここ数日書いたエントリを読み返してみると、僕はこのところ「雑誌はあんまり信用できない」ということを、自分でも気が付かないうちに考えていたような気がします。

例えば、エントリ「『投資信託アワードbyファンドの海』を作りたい」は、既存の媒体のランキングが物足りないから、という発想ですし、「日経ビジネスの投資信託の取り上げ方はどうだろう....」では、日経ビジネスの記事にいちゃもんをつけているし、「なぜ日本では手数料のことに触れる専門家が少ないの?」でも、

日本の投資信託の紹介でここまで販売手数料などに踏み込んだ記事を読むことがほとんどない

と、既存のメディアを批判しています。逆に、個人の肩書きを中心に情報発信している米国のウッドワード氏を取り上げたり(「販売手数料ありの投資信託に“No!”と言おう」)、山崎元氏のコラムを取り上げたり(「信託報酬は値下げの余地がある」)と、個人の発言に対しては好意的だったりします。

別に僕は既存のメディアに恨みがあるわけではないのですが、どうしても既存のメディアは、証券会社が売りたい、手数料の高い、宣伝や記事にしやすい、アクティブファンドに偏ってしまいがちですよね。これは既存のメディアの限界なんでしょうかね。

既存のメディア、特に雑誌は、収入として誌代と広告費の2つがあるといわれています。おおまかに、読者がお金を払う誌代で、紙代や印刷代や人件費などの経費をまかない、広告費によって利益を得るという構造が一般的だと聞いたことがあります。つまり、現在の雑誌は、広告をもらわないと利益がでない構造なのだそうです。

そういう事情はよく分かるし、それを分かった上で雑誌の記事を読んでいかなければと思います。がしかし、やはり社会的に投資信託業界全体が発展していくためには、ぼったくるような販売手数料や信託報酬はやめる。長期的には有利だといわれているインデックスファンドにも注目する、といった、まっとうな方法を広めていくことが必要なんじゃないですかね。じゃないと、証券会社もメディアも市場の成長がないでしょう。

と、僕はそう思いながら、既存メディアに比べたらちっこいこのブログをちびちびと続けているのです。別に僕はこのブログで儲ける必要もないしね。

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