2005年05月 9日

ヘッジファンドが分かってきた(かも)

日経マネー2005年6月号に「丸わかりヘッジファンド」という特集が載っていたので、買ってみました。ヘッジファンドという名前は知っていましたが、中身はぼんやりとしか知らないというのが正直なところです。

記事の内容はなかなか分かりやすいものでした。一般的な投資信託は、値上がりしそうな株を購入して、値上がりを待つ。というバイ・アンド・ホールド戦略ですが、ヘッジファンドの場合は、

例えばA・Bの二銘柄があって、Aは上がりそうだが、Bは下がりそうだとする。この場合、Aを買って、Bを売れば、Aの騰落率がBの騰落率を上回っている限り株式相場の上下に関係なく利益を上げることができる。

というのが代表的な手法なのだそうです。ま、これも僕には正確には理解できないんですけど..(空売りっていうのかな?)。でも相場に関係なくリターンを追求するということは分かりました。そして、リターンはファンドマネージャの能力に大きく依存する、ってことも分かりました。

さらに、長年の(?)疑問だった「マーケットニュートラル」という言葉の意味も分かりました。売りと買いの分量が同じ戦略のヘッジファンドのことを「マーケットニュートラル」というのですね。

以前、ヘッジファンドに満足している人はそれほど多くない、というエントリ「ヘッジファンドを購入した投資家は報われたか?」を書きました。ヘッジファンドの運用結果に満足している顧客は約半分とのこと。つまり、ヘッジファンドの当たりはずれは半々といったところなのでしょうかね。

でもヘッジファンドは手数料が高い(これはファンドの性格上、当然と思います)ので、いまのところ僕はヘッジファンドを買うことはないかな、と思ってます。

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