2005年07月19日

資産総額が激減したMSCIコクサイポートフォリオ

外国株式へ投資する場合に、最もよく使われるベンチマークが「MSCIコクサイ指数」です。このベンチマークに対する純正の投資信託ともいえる「MSCIコクサイポートフォリオ」の総資産額が激減しています。

MSCIコクサイ指数は、日本を除く世界の主要な国々の株式市場をカバーした指数で、モルガン・スタンレーが設定したものです。そのモルガン・スタンレー系列であるモルガン・スタンレー・アセット・マネジメント投信株式会社が、MSCIコクサイ指数に連動する投資信託として運用しているのが「MSCIコクサイポートフォリオ」です。

fig1この「MSCIコクサイポートフォリオ」の総資産額が、今年の4月を境に激減しています。4月以前は20億円ほどあったのですが、現在は5億4000万円ほどになってしまっています。

なんかグラフが切り立った崖のようで、怖いです。大口顧客がいっぺんに解約したんでしょうか。

すでにこの投資信託では、総資産額の減少に伴って諸費用の上限が撤廃される、という通知がきています(エントリ「投資信託の諸費用は注目されてないけど」参照)。そこからさらに総資産額が減ってしまっているのですから、このまま運用していけるのかどうか、心配です。最悪の場合、強制償還されてしまうなんてことにならないといいのですが。

それにしても、お金を増やすには税金の面で明らかに不利な毎月分配型の海外債券ファンドが大人気な一方で、長期的な国際投資の王道ともいえる株式へのインデックス投資がこんな風に不人気なんて、僕からすると不条理です。

[関連カテゴリ]
4.海外株式の投資信託

[広告]

[ブックマーク]  Yahoo!ブックマークに登録

≫次 : 澤上氏「いまの日本ではアクティブ運用をすべきだ」
≪前 : セブンイレブンにある真夜中のエアポケット

新幹線 (2006/10/25 7:35:16)

この投資信託、当方では家内と共に、100万円相当を大和証券で購入しています(当時のZAIで推奨されていた)。2001年のこと(10800円台)なので、2002~2005年の低迷時によく耐えたものだと今となっては感じていますが・・・・。

http://quote.yahoo.co.jp/q?s=3131197B&d=c&t=ay&l=off&z=b&q=l&k=c3&a=v&h=on&p=m130,m260,s

純資産総額が急落した時は確かに驚きましたが、とりあえず売るのももったいない(償還なら、無手数料で別の投信を購入できる)ので、そのまま保有しています。今は販売を停止した、ヨーロッパポートフォリオと共に。大和で取り扱う、貴重なインデックスだと感じています。



[トラックバックURL]
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/36569/5046261


[コメントを書く]

名前:
Mail:  (必須です。ダミーでも可)
URL:  (必須ではありません)