2005年08月23日

複数の投資信託で同じ投資先に投資すること

僕は、国内株式の投資信託として野村アセットマネジメントの「リサーチ・アクティブ・オープン」と、フィデリティの「フィデリティ・日本成長株・ファンド」を保有しています。そもそもある市場に対して、1本だけ投資信託を保有する場合と、複数保有したときで、どんな違いがあるのでしょう。

ま、普通は1種類の投資先(例えば国内株とか、外国債券とか)に対して、1つの投資信託を買うのでしょうけれど、あえて考えてみると....

まず思いつきそうなのは、投資先がさらに分散されて、リスクが減るということ。とはいえ、(投資信託の性格によりますが)1つの投資信託ですでに十分な銘柄の分散が行われていると思いますので、2つめの投資信託によってさらに銘柄分散されたところで、低減されるリスクというのは事実上無視できてしまうほど意味のないものでしょう。

しかし、運用会社がもたらすリスクは減らすことができそうです。例えば、突然ファンドマネージャが変わってしまった、資産額が減ってしまい諸費用が増えたり強制償還になってしまった、といった場合、複数の投資信託を保有していた方がダメージを低くすることはできそうです。

まあ、そんなことは滅多におきないとは思いますが、それでも僕は10本くらい保有している投資信託のうち、この7年で1本は強制償還され(大和ワールドオープン)、1本はファンドマネージャが交代し(GTグローバルインベストメントオープン)、1本は追加募集が中止になるくらい資産が減少する(MSCIテレコミュニケーションポートフォリオ)、という目にあっていますので、無視しにくいメリットではあります。

一方でデメリットとしては、自分で管理する投資信託が増えますので手間がかかるようになります。また、もし投資金額が多い場合には、分散することで手数料率が高くなってしまうかもしれません(例えば、1000万円分を一度に買うと、販売手数料はずいぶん安くなることが多いですが、500万円で2本買うと、販売手数料が高いケースが多い)が、僕はそんなに多額な投資を一度にすることは考えられませんね。

また、アクティブ型の投資信託を複数組み合わせると結局広い銘柄に分散されてしまい、インデックス型の成績と変わらなくなる、だったら信託報酬が安いインデックスファンドを保有する方がいい、という考え方もできると思います。たぶん、これは大事なポイントだと思います。

僕自身は投資信託はほとんど趣味ということもあって、いろんな投資信託を試したいなと思っています。だからかもしれませんが、デメリットのほうはあまり気にせず、あえて気になる投資信託は買ってみてしまいます。もちろんこれは一般的な方法ではないですし、普通はやっぱり管理が面倒ですから、できるだけ本数を絞った方がいいのでしょうね。

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アルビレオ (2005/08/25 0:19:20)

以下の話は中小型株、新興市場、セクター別などといった投資対象を限定したものではなく、ごく一般的な「○○全体の中から銘柄を選択し…」という株式ファンドの話です。

以前にさわかみファンドとTOPIXの相関性についてのコメントでも書きましたが、投資戦略に違いがあってもファンドが選択する銘柄にはけっこう重複するものが多いです。
>アクティブ型の投資信託を複数組み合わせると結局広い銘柄に分散され
という見方は間違っているわけではありませんが、普通は重複する銘柄の方がそれ以上に多いケースがよく見られます。
例を挙げればほとんどの国内株式ファンドがトヨタ株を買ってるとか。

そんな感じで「複数のファンドで同じ投資対象に投資」というのは分散の拡大はたかがしれていて、同じ銘柄をバラ買いするという効率の悪さによるマイナスの方が大きいという味方が一般的です。
まあそれはあくまで一般論で、強制償還を何度も経験しちゃうと複数のファンドを盛っておかないと不安になるのもよくわかります。
結局は何を言われようが自分が納得できる買い方をすればいいのだし。

ファンドの海管理人 (2005/08/27 1:25:13)

そうなんです、銘柄が重複してしまうなあ、というのは頭では分かるんですが、まあ気に入ったものをポツポツ買うのもスタイルだということで納得させてます。



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