2005年08月 8日
アクティブ運用を選びたい最後の理由
国内株式の投資信託はインデックス型ではなくアクティブ運用の投資信託の方がいいのではないか、というエントリを過去2回(7月26日、7月22日)と書いてきました。そして、「アクティブ運用の方がいいのでは?」と考える最後の理由は、少し感情的なものです。
それは「投資は応援」だと僕が考えている、ということに関連しています。
ある会社に投資するということは、その会社に応援票を投ずるということです。だから、インデックスに含まれている会社に玉石混淆で一緒くたに投資してしまう投資信託より、信頼できるファンドマネージャが選んだ会社にきちんと投資したい、という心理が働いてしまうんです。その意味で、国内の投資信託では、アクティブ運用をしている投資信託を選びたい気持ちがやや強めになります。海外の企業になってしまうと、不思議なものでいまのところなぜかインデックス運用でもあまり気になりません。
「まともな企業にだけ投資したい」ということを突き詰めていくと、SRI投資信託ということになってしまうのでしょうね。社会的責任を果たしている企業だけを選んで投資するのがSRI(Socially Responsible Investment)で、それは素晴らしいことと理解はしているのですが、僕はそこまで純粋に、投資という行為を社会正義の実現には置き換えられずにいます。社会正義も大事だけどやっぱり資産を増やしたいなあ、とも思ってしまいます。
だからSRI投資信託にはまだ食指が動きません。いつかもっとお金に余裕ができたら、SRI投資をしよう、と思っています。
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