2005年08月25日
お金が足りない頃の生活
僕は幸いにも職業や会社に恵まれたせいで、社会人になってから少しずつ収入を増やすことができました。30代に入ってからは「月末になるとお金が苦しいなあ」という状況はなくなり、いまでは部屋にプラズマテレビが置いてあるくらいです(ま、プラズマテレビの自慢はおいといて)。
そんな今日この頃でしたが、久しぶりに今月は「月末にサイフの中のお金が少なくなって心配だなあ」という気持ちになりました。特別に今月出費が多かったわけではありません。友人と休日にバーベキューを楽しんだり、意中の女性をちょっとしゃれたレストランに誘ったりして、そういった出費がなかったわけではないです。が、30代独身男性の可処分所得は、そのくらいでは傾いたりしません(ああ、来月もまた彼女とデートできたらいいなあ)。
今月、お財布が心許なくなったのは、銀行のお金をまとめて証券会社に移動してしまったからなんですね。「ひとまずMMFに移しておこう」と、あまり深く考えず、銀行の口座にほとんどお金を残しませんでした。気が付いたら「あああ、今月の生活費の分、残しておくの忘れた」という状態です。
もちろん、本当に手元のお金がなくなってしまったら、証券会社から銀行にお金を戻せばいいわけです。証券会社のATMを使ってMMFから引き出せますから。
でも、いったん証券会社に預けたお金を戻すのも、なんか気持ち悪いものです。結局、今月は残り少ないお金をやりくりして、なんとかしよう。ということにして生活してきました。
だんだん財布の中身が減ってくると、大学の時のアルバイト生活や、20代で給料が安かった頃の記憶がよみがえってきます。アタマの中で給料日までの日数を計算しながら、「あと6000円か、何とかなりそうだ」なんて思ったり。
一方で、金銭感覚はやっぱり若い頃と変わってきたな、ということも気が付きました。40代目前ですから、当たり前といえば当たり前です。でもそれは、少し自分を心配にさせました。お金を使う生活が染みついているなあと。
今日は給料日。財布のお金を心配した生活ともお別れです。でも、金銭感覚は昔のように、身の丈よりも少し控えめくらいの感覚を持っていたいなと思います。
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いつも楽しみに読んでいます。
今日は同じようなことを感じている人がいるんだなぁと思って、しみじみと興味深く読ませていただきました。
MMFに私もすぐお金を移してしまうので、口座にはちっともなかったり。さらにMMFから引き出すのって、たしかになんか気持ち悪いですよね(笑)。
学生の時には死んでもタクシーなんかのらなかったのに、今はけっこうのっている自分がいたり。。
>でも、金銭感覚は昔のように、身の丈よりも少し控えめくらいの感覚を持っていたいなと思います。
昨日1万円の食事をしたあとまったくおなじことを思いました。気をつけねば・・・><。
これからも楽しみにしています。
PSスタンダードチャータード銀行のレポートも面白かったです!
みんとさん、こういったプライベートな内容のエントリにコメントをもらうのは、とりわけうれしいです。いつも読んでいただいてありがとうございます。
そういえば、僕もタクシー使うし、「いざとなればカードもあるし」と思っちゃいます。金銭感覚って、意識していてもだんだんゆるくなっていくものですね。お互い気をつけましょう!
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