2005年11月21日
目標金額なんて、決められる?
投資する人へのアドバイスとして、雑誌やパンフレットには「まず目標金額を決めましょう」とよく書いてあります。「老後を不自由なくおくるには最低一億円が必要です。でも年金でもらえるのは○千万円だから、残り□千万円を目標にしましょう」などと具体的に教えてくれることもありますよね。
でも、僕自身は「目標金額はいくら」と決めていません。というか、決められません。
僕はおもに老後資金を意識して投資信託を考えています。そして、目標をいくらに設定したからといって、いま投資できるお金、つまり余裕資金は一定で、だから「目標金額はあんまり考えない。それよりも、できる範囲で投資する」というポリシーです。たとえば「3千万円を目標にするなら、月に8万円を投資に回すべき」だとしても、もしも8万円を投資に回すことで自分が望むいまの生活レベルが下がってしまうのでは、ちょっと考えてしまいます。いまの生活も楽しみたいし、老後も不自由したくないし。どちらを取るべきか?
それに、余裕資金を投資にまわしたとしても、途中でマンションや家を買ったり、もしかして子供の教育資金が必要になったりと、長期投資のつもりでも途中で取り崩さなければいけなかったりすると、「いったいどれくらいリスクを取った投資をすればいいのだろう」と、いろんな要素に振り回されそうです。
「資産全体に占める株式の比率は、100からあなたの年齢を引けばよい」という一文が、チャールズ・エリス著の書籍「敗者のゲーム」にでてきます。これが本当に有益なアドバイスなのかどうか、僕には自身がありませんし、実際のところ僕の資産のうち株式投資信託は100引く年齢の値よりもさらに低いものです。結構僕は慎重です。
いまの生活と老後の生活をてんびんにかけて、どれだけを投資にまわすべきで、どれだけリスクをとるべきなのか。正解があるようには思えませんが、かといって軽く考えるわけにもいかないし、人生は難しいですね。
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投資信託を趣味にしているビジネスマン、イーノ・ジュンイチです。いつもご愛読ありがとうございます!



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