2005年11月17日
「金融広告を読め」から消去法で金融商品を選ぶと
書籍「金融広告を読め」を読み終わりました。通勤の地下鉄の中で読みつづけて、だいたい一週間くらいでしょうか。この一冊で、およそあらゆる金融広告を解説しようという野心的な内容です。
野心的ゆえに、金融商品にある程度親しみがある人なら十分に理解できる内容だと思うのですが、予備知識の少ない人がきなり読むのはちょっと大変かもしれません。とはいえ、いつも傍らに置いておいて「この金融は商品気になるな」というときに、その広告がどのパターンにあてはまるか、この本と照らし合わせて辞書のように使うのがいいかもしれません。なんだか金融版「買ってはいけない」を読んだような気分になります。
印象に残ったのは「金融商品はセットになるとなぜか割高になる」という法則が随所にでてくるところです。投資信託でいうと、株式と債券を組み合わせたバランス型の投資信託は、なぜか手数料は割高です。こういったことがあらゆる場面であてはまる、というのが筆者の指摘。
そして、銀行や証券会社などの金融機関が、どんな目的で金融広告を作り、顧客を集めようとしているのかとてもよく理解できます。金融広告は単に商品を宣伝するだけではなく、客がどの広告に食いつくかをみることで、結果的に「カモなお客を見分ける装置」としても働いている、というのです。カモにならないように、われわれは気をつけなくてはいけませんね。
で、結局のところ世の中のほとんどの金融商品は無駄な手数料やコストが含まれているので、この本の「おすすめできない」ものを消去法で捨てていくと、国債(もしくは個人向け国債)、米国国債、手数料の安いインデックス型の投資信託、などのシンプルで分かりやすくて広く流通している金融商品を自分で組み合わせて買う、ということになりそうです。
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投資信託を趣味にしているビジネスマン、イーノ・ジュンイチです。いつもご愛読ありがとうございます!



それ、思いっきり賛成です!
僕もその本読もうかなぁ。
こんばんは。僕が保有してるロシア・東欧諸国の投資信託についての記事をトラックバックさせていただきました。やはりエマージング諸国もインデックスファンドなんでしょうか…!?
よかったら見てやってください。よろしくお願いします。
国にもよりますが、エマージング市場のインデックスは市場が未成熟だったり対象銘柄が少なかったりすることもあるので信頼性の面で多少割り引いて考えた方がいいんじゃないかと思います。
ファンドとしては一般的にエマージング市場へ投資するファンドは信託報酬が高めなので、それと比較して安いと感じればインデックスファンドという選択もあるでしょう。
でも、日本で売られているエマージング向けのインデックスファンドなんて私は見た覚えがないんですが。
こんにちわ。「日本で売られているエマージング向けのインデックスファンドなんて私は見た覚えがない」について、インデックスファンドではありませんが、大証に少しだけ外国インデックスが上場されていますね。
iSharesなどのインデックスに投資するのであれば、現在はアメリカなどの証券会社を使う必要があります。将来的には、東証とAMEXが連携するらしいので、日本の証券会社からでも直接買える日が来るかもしれませんね。
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