投資信託のブログファンドの海

先日、新宿東口にあるというシティバンクのゴールド会員専用ラウンジへ潜入してきました。入り口で「いや、あなたはダメです」とか拒否されたらどうしよう、とちょっと腰が引け気味でしたが、無事に入れてもらえたのでした。

シティバンクは、

シティバンクでの預金（外貨を含む）および投資信託のお預り資産残高が合計1,000万円以上で、末永くお付き合いいただける個人のお客様（「シティゴールドのご案内」から）

に、シティゴールドメンバーの案内を送っています。僕もずいぶん前にゴールドメンバーになって、ゴールドのキャッシュカードとパンフレットが送られてきました。

がしかし、もう何年もシティバンクの口座には1000万円を大きく下回る金額しか預けていません。なので、いつゴールドメンバーのキャンセルの連絡がきてもおかしくないのですが、いまのところ何にも連絡がこないので、ありがたく金色のキャッシュカードを使っています。

でも、支払いの時に店員に見せたり渡したりするクレジットカードと違って、キャッシュカードを人に見せる機会などほとんどありません。単にATMにがーっと読み込まれて、んがーっと出てくるだけです。ま、いんんですけど。

先日、たまたま土曜日の昼間に新宿の高野フルーツあたりをてくてくと歩いているときに、ふと、「そうだ、このへんにシティゴールドメンバー用のラウンジがあるらしい。ちょっとのぞいてみよう」と思い立ったのです。

それはシティバンク新宿東口支店の2階にあります。ビルの入り口にこそ案内の看板がでていますが、2階にあがると、ドアの前にカードリーダーが出ているだけです。廊下にはだれもいません。「本当にここでいいの？」と不安になりますが、ドアにはここがラウンジであることを示すロゴが書いてあります。そう、ゴールドのキャッシュカードを持っている人だけが、このカードリーダーにカードを読み込ませ、扉を開けることができるのです。

勇気を持って、カードを読み込ませると、ガラスのドアがスライドして、女性が二人座った受付がそこにありました。「いらっしゃいませ」。おおおー。ここがそうかー。

空港のラウンジを利用したことのある方は、それを想像してください。ほとんどそんな感じです。広めの部屋にソファーがいくつか置いてあって、飲み物は基本的にフリードリンク。おしゃれな外国の雑誌が暇つぶし用に置いてあって、テレビにはなにやら風景っぽい映像が（空港のラウンジだとだいたいCNNとかですね）流れています。

さすがにデジカメで部屋の中をパシャパシャ撮影するわけにもいかないので、上の画像はパンフレットのものですが、雰囲気はお分かりいただけると思います。部屋の中には10人くらいの人が、ソファなどに座って思い思いの感じで休憩しています。僕も、新宿を歩き回って疲れたところだったので、ミネラルフォーターのミニボトルをカウンターからもらって、あいているソファでしばし休憩をとりました。

まわりを見回すと、30代～50代くらいの男性や女性。だいたい一人です。子供連れの主婦っぽい人もいます。ふーん、みんなたくさん貯金持ってるんだなー、と、不審なことをつい考えてしまいます。わはは。

僕も一人だったので、特にすることもなく10分くらい休憩したらそそくさと出てきてしまいました。ラウンジが利用できるのは、平日と土曜日。土曜日は夕方4時までです。平日に新宿をふらふらできるわけもなく、土曜日だって活動は午後から夜が多い僕にとって、次にこのラウンジを利用できるのはいったいつだろう？ と思うわけですが、今回はたまたまちょっとエグゼクティブな感じを味わわせてもらいました。

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