2006年01月11日
美容院で隣に座ったおばさんの投資信託
僕はいつも美容院で髪を切ってもらいます。といっても青山あたりのおしゃれな美容院ではなく、地元の美容院。年末に行ったら、となりでパーマをあてているおばさんと、投資信託の話になりました。
おばさんはいいます。
「私も投資をやってるのよ」
僕はちょっと興味をそそられたので、パーマ屋のおじさんに髪を切られながら聞いてみました。
「へえ、投資って何をしてるんですか?」チョキチョキ。
「投資信託よ」
「投資信託ですか、で何を?」
「パトナムっていうのよ。3カ月ごとにお金がもらえるの」
毎月分配型の投資信託は売れている! といろんな報道がありましたが、買ったという人に会うのは実は初めてです(おばさんのは毎月分配でなく3カ月型ですけど。いやー本当に売れてるんですね。チョキチョキ。
「それって海外の債券に投資するヤツですね。じゃあ為替が気になるんじゃないですか」と僕。
「そうなのよ、毎日為替が気になってしょうがないの」とおばさん。やっぱり投資するとおばさんでも為替に興味を持つようになるんですね。
「でね、もしも損しそうになったら、すぐに教えてちょうだいって言ってあるの。銀行に」
だそうです。「だって損するのイヤでしょ!」
こうお願いされている銀行の人、果たしてほんとうに基準価格が下がったらおばさんに連絡してくるのかな。そして、おばさんは万が一元本割れしたとき、銀行に文句をいったりするのでしょうか。ちょっと心配な僕でした....
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新幹線 (2006/09/08 15:10:09)
グローバル・ソブリン・オープン1ヶ月決算ものですが、しばらく前には1兆円であったのがいつの間にか5兆5000億に達するという資産総額の急上昇は、本当に気になるところです(当方も10万口保有していますが)。「定期的に金が出る」というのが、日本人にはそれほど受けたのでしょうか?
集まる金が増えすぎると、ポートフォリオ組み換えの際の影響が大きくなるなど、市場や投信自身へのデメリットだらけになると感じていますが。ほか、3ヶ月決算ものを110万口、1年決算ものを80万口保有しています。1年決算ものは総額30億円程度ですが、資産形成の面からすればほとんど分配金が出ないこの商品が、最もましなものに見えるのですが。
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