2006年03月20日

分配金が急増しているそうですよ

多めの分配金を出す投資信託が増えているそうです。2005年は、500円以上の分配金を出した投資信託が164本あったとのこと。

NIKKEI NETのニュースから。

投資信託の分配金が増加している。元本1万円に対して500円以上の分配金を出した投信は2005年に164本にのぼり、データをさかのぼれる1992年以降で過去最高だった99年(143本)を上回った。2006年に入ってからも昨年を上回るペースを維持している。

2005年は外国株式も国内の株式も絶好調だったので、決算で多くの分配金がでたのはよく分かります。でも、おそらく分配金を出したのは決算が好調だったからだけでなく、たくさん分配金を出したほうが営業上も”儲かっている投資信託”という印象を与えやすくて売りやすいから、という面もあるのでしょう。NIKKEI NETでも、

分配金で現金が得られるので、投資家が運用の成果を実感しやすいというメリットがあるとされる。

と分析していました。

今年は投資信託が70兆円くらい売れるだろうと予想されています。1989年のバブルのときを抜いて過去最高ですし、しかも投資信託は株式や債券よりもずっと高い手数料(1~3%!)をとれるのですから、その販売に力も入ろうというもの。

でも、分配金を出すとそこから税金が引かれてしまうので、長期的に運用しようと思っている人にとっては、できるだけ分配金を出さずに運用してくれたほうがいいんです。それを分かっているさわかみファンドとかフィデリティとかは、あまり分配金を出さずに運用しています。

もちろん、分配金をださずにいるとどんどん基準価格が上がっていって、つまり1口の値段があがっていって、購入しにくくなってしまいます。だから結局はどこかで分配金を出して、基準価格を下げることになります。

投資信託を選ぶときに”お!分配金が出ていて儲かってるな!”と思ったら、本当にそれが基準価格を下げるためのものなのか、それとも、あんまり基準価格があがってないのに分配金を出しているのか、よーくみてみましょうね。っていうか、僕は分配金が出てるかどうかは、選ぶとき気にしてませんけどね。

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