2006年07月18日
投資信託の信託報酬はこの15年で値上がりしている
モーニングスターが、国内で販売されている投資信託の信託報酬を過去50年に渡ってグラフにしています。そのグラフを見ると、この15年くらいで信託報酬率は上昇したように見えます。
そのグラフがこれです。

出典:モーニングスター 「ファンドアナリストの視点:投資信託コスト比較」
折れ線グラフの方が信託報酬率の推移を表します。右側の軸にグラフの値が示されています。これを見ると、1970年代は0.8%程度だったのが、1980年代から大きく変動しながら上昇を続け、1993年には約1%になっています。
その1993年から1999年まで急激に上昇して1.6%に近づき、2002年にいったん1%以下に下がるものの2005年にはほぼ1.6%になりました。
この1993年頃から現在を思い出してください。デフレでモノの値段が下がり、国内の株価も2005年の後半からようやく持ち直してきたのです。こうした状況下なのに、信託報酬は値上がりしてきたのですね。
投資信託の最大のデメリットが「コストが高い」点で、その状況は改善されるどころか悪くなっているのかと思うとちょっと残念です。われわれ受益者がコストに敏感になって、証券会社や運用会社にコスト削減の努力をしてもらえるようにしていきたいですね。
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投資信託を趣味にしているビジネスマン、イーノ・ジュンイチです。いつもご愛読ありがとうございます!




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