2006年07月 9日
みんな「投資信託」よりも「村上ファンド」が気になるのだろうか?
このブログをしているせいか、「投資信託」という言葉と「ファンド」という言葉と、どっちがどれくらい使われているのかな? ということをいつも気にしています。
もちろん、2つの言葉の意味は厳密には違うのですが、一般的には証券会社で販売している投資信託を指すときに、どちらの言葉もよく使われます。
で、Google Trendsというサービスを使うと、どの言葉がどれくらい検索に使われたのかをグラフで表してくれるそうなので、さっそく調べてみました。
これを見ると、「投資信託」が終始「ファンド」の約2倍くらい検索されていることが分かります。これはまあ、だいたい僕が想像しているとおりでした。
ところが、このグラフの右端を見てください。突然この1~2カ月のうちに「ファンド」の使用頻度が急上昇して「投資信託」を抜き去っています。これからは「ファンド」なのでしょうか?
とはいえ急に言葉の使い方が変わるとも思えないので、おそらくこれは先日逮捕された村上世彰氏率いる「村上ファンド」が検索された影響なのではないかと想像します。ということで、「村上ファンド」もGoogle Trendsで調査してみましょう。
絶句。なにが絶句かといいますと、ここ数カ月は「村上ファンド」のぶっちぎりじゃないですか。投資信託とかよりも何十倍もずっと、みんな村上ファンドのことを検索しています。なんだか世の中の関心としては投資信託はまだマイナーなんだなあ、という気にさせられます。そうなのか。
と疑問をひきずりつつ、このエントリはひとまず終わりです。
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