2006年09月14日

ロックフェラー家の資産運用部門による投資信託が上陸

アメリカの石油王だったロックフェラー。その莫大なロックフェラー家の資産運用部門が組成する投資信託が日本上陸だそうです。

その投資信託の名は「日興ロックフェラー・グローバル・エナジー・ファンド」。その中身は、プレスリリースによると次のようなもの。

「日興コーディアル証券、「日興ロックフェラー・グローバル・エナジー・ファンドSM」の取り扱い開始」

今回募集を開始する同ファンドは、ロックフェラー社の長い運用経験の中でも特に優位性を発揮できる、エネルギー業界を中心に運用いたします。石油や石炭、天然ガスなどの一次エネルギーに加え、バイオ燃料や太陽光などの代替資源エネルギー関連の株式を世界中から厳選して組み入れることで、良好なパフォーマンスの実現を目指します。さらに状況に応じて、債券や絶対収益の獲得を目指したファンド・オブ・ヘッジファンズにも分散投資をすることで、ポートフォリオ全体のリスク低減を図ります。

資産運用部門を持ってる一家ってのは、いやはやすごいですな。

この投資信託は、電話やネット経由では買えず、支店の窓口でしか買えないようです。この中身では、たしかに説明も受けずに気軽に買うような正確の商品ではなさそうですからね。

さて、気になる。販売手数料は、1口1万円で、1万口未満は3.15%。信託報酬は1.865%。販売手数料はさすがに高いですね。

面白い商品ではありますが、一般向けという感じではないし、まあ投資信託の話のネタとして書いてみました。この商品をおすすめしているわけではありませんので、ご了解を。

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