2006年10月19日

新生銀行の取引レポートが電子化、しかし不安も

銀行には通帳があり、あるいは通帳のないシティバンクでもレポートが毎月郵便で届きます。しかし、新生銀行はそうした紙での報告を止めてしまいました。

9月のある日、新生銀行から「【重要:新生銀行からのお知らせ】電子お取引レポート移行のお知らせ」という電子メールが到着。紙のレポートはなくなり、新生銀行のWebサイト上で「電子お取引レポート」が発行されるとのこと。

10月以降は、前月分の電子お取引レポートが準備できますと、Eメールにてお知らせし、紙のお取引レポートは郵送されません。ただし、投信口座残高あるいは投信のお取引があった月のお取引レポートは、郵送でもお届けいたします。

新生銀行のメールから引用

というわけで、さっそく「電子お取引レポート」ってのを見てみました。新生銀行のネットバンクにログインして、メニューを探してみると「お取引レポート」を発見。クリックしてみると、10月分の取引レポートがPDFで作成されています。

PDFを開いてみると、まさに毎月紙で送付されていたお取引レポートが、そのままPDFで作成されています。つまり、紙をPDFに置き換えたようです。

ま、もともと紙のレポートが来てもそれほど熱心に見ていたわけではないので、これでも困らないのですが、それでも心配な点はあります。

紙なら、その時点で自分の口座にいくらあったのか、通帳の記録や届いたレポートが証拠になります。一度も引き出していないのに口座からお金がなくなっていたら、「先月はちゃんとお金があったでしょ、ほら、通帳にそう書いてあるじゃん」と言えます。

ところが、これが電子化されると、いつでもレポートを銀行に改ざんされる可能性があります。
「先月のレポートに、残高20万円て書いてありましたよ。電子お取引レポート見てみてよ。ほら、あれ? あれれ? 前見たときには20万円て書いてあったはずなのに……」
「お客さま、なにかの見間違いでは?」
「いや見たって、本当に」
銀行がこっそり過去のレポートを書き換えても、こちらにそれを問いただす証拠がないのです。

新生銀行の電子お取引レポートには、みたところ電子署名もついてません。タイムスタンプ付きの電子署名みたいなものがちゃんとついていれば、改ざんするんじゃないか、という疑いはずいぶん薄れると思うんですけどね、その辺、どうなのよ>新生銀行
と、ちょっと心配も残るのでした。

ま、心配な人は新生銀行に連絡すれば紙のレポートも引き続き発行してくれるわけなので、問題ないといえばないんですけど。

[関連カテゴリ]
F.シティバンク vs 新生銀行

[広告]

[ブックマーク]  Yahoo!ブックマークに登録

≫次 : 「投信スーパーセンター」明日オープンですね
≪前 : 投資信託振替制度って、具体的に僕に何をしろと?

アルビレオ (2006/10/19 10:55:08)

イーバンク銀行なんかは紙のレポートがなくて、WEBサイトでの確認とCSVファイルのダウンロードだけですけどね。
新生銀行のPDFも、ダウンロードして保管しておくことはできます。



[トラックバックURL]
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/36569/12336859


[コメントを書く]

名前:
Mail:  (必須です。ダミーでも可)
URL:  (必須ではありません)