2007年01月10日
投資信託の分類が分かりやすくなる
たとえ債券を中心に運用されている投資信託でも、株式を組み入れることができるのならば「株式投資信託」。実態と合わずに分かりにくかった投資信託の分類が、分かりやすくなるそうです。
1月9日の日本経済新聞で、この投資信託の分類についてのニュース「投信の分類、分かりやすく・協会が年内に見直し」が掲載されていました。
投資信託協会は2007年中に投信の分類を見直す。株式を組み入れていないファンドが株式投信として扱われるなど、個人投資家から「わかりにくい」との声が出ているのに対応する。運用資産、地域などで投信を区分して「看板に偽りあり」とならないようにする。
いままでは「これは株式投資信託と分類されているけど、実際には海外の債券が中心で…」といった、まわりくどい説明が必要でしたが、実態に合うようになって分かりやすくなるのはいいことでですね。これでまた投資信託へのハードルが少し下がった気がします。
ただ、その実態を調査して分類するのは、誰になるんでしょうね? 投資信託協会がやるのかな。その辺、もう少し突っ込んで報道してもらえるとよかんたんですけどね。
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1月の時点で「年内に」というのんびりした話だから、具体的な部分はこれから考えるってことでしょうね。
新分類法でモーニングスターなどの独自分類とどれくらい一致するようになるのか、あるいは違うのかが気になるところです。
少なくとも大分類ぐらいは一致させないとね。
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