2007年02月 8日
エマージング市場へ投資する投資信託を探そう!
グローバル経済のなかで最近注目されているBRICs。実は僕が持っている投資信託のなかで、こうした新興市場に投資するものはなかったのです。あれま。
僕が保有している海外向け投資の投資信託は、次の4つ。
・MSCIコクサイポートフォリオ
・ステートストリート外国株式インデックス
・ピクテ欧州ファンド
・三菱UFJ NASDAQオープン Bコース
MSCIコクサイポートフォリオとステートストリート外国株式インデックスは、どちらも日本をのぞく先進22カ国に投資するMSCIコクサイインデックスに連動する投資信託です。
ピクテ欧州ファンドは、その名の通りヨーロッパの企業に投資する投資信託。三菱UFJ NASDAQオープンも、米国のハイテク市場NASDAQに投資する投資信託です。
というわけで、僕はブラジルにもロシアにもインドにも中国にも、全然投資してないのでした。
こうした新興市場(エマージング市場)に投資する投資信託を自分のポートフォリオに加えるのは、たぶんいいことなんだろうと思うので、なにかこれからよさそうな投資信託を探そうと思います。
いくつかの証券会社などでは、中国市場やインド市場など、個別の国に投資する投資信託を販売していますが、僕としてはそういう投資信託を何本も保有するより、できればまとめてBRICs全体に投資できるもの、あるいはばBRICsを含むエマージング市場全体をカバーしているほうがラクそうでいいなあ、と思います。
そしてもちろん、販売手数料と信託報酬はできるだけやすいもの。というのが条件。
ちょっと調べてみたら、エマージング28カ国を対象にした指数「MSCIエマージング・インデックス」というのがあるんですね。こういうのに連動する投資信託だとよさそう。28カ国なら、BRICs以外にもたくさんの新興国が含まれているはずですしね。
時間があるときに、もう少し調べてみたいと思います。もしよさそうなのがあったら、僕に教えてください。
[関連カテゴリ]
・ 4.海外株式の投資信託
[広告]
≫次 : 信託報酬が販売会社のキックバックになっている現実
≪前 : 投資信託を保有しているからこそ世界経済を感じられる
アルビレオ (2007/02/08 3:11:34)
多くの国にまたがったファンドになるために、国ごとの特殊事情に精通する必要があったり市場ごとに時間帯がバラバラだったりするのでエマージング市場全体を扱うにはFOFのような形でないと難しいのかもしれませんね。
MSCIエマージング・マーケット・インデックスはAMEXにETFとして上場されていて、野村で買えるみたいです。
http://www.enpitu.ne.jp/usr4/bin/day?id=43218&pg=20060922
カン・チュンド (2007/02/08 13:18:15)
アルビレオさん、ご紹介ありがとうございます。
MSCIエマージング・マーケット・インデックスファンドの記事は、こちらにも書いています。
http://tohshi.blog61.fc2.com/blog-entry-5.html
野村證券で当該ETFを購入する際に
ネックとなるのは手数料です。
下記手数料の他にわたしは別途25ドルを
支払いました。
http://www.nomura.co.jp/service/commission/broker/fstock.html
野村に払っているのは意味合いとしては「取次手数料」であり、
25ドルの方がアメリカのブローカーに支払う
(本来の)売買手数料であると思います。
m@ (2007/02/09 0:47:06)
フィデリティ証券で買えるFWFエマージングマーケットファンドはアクティブファンドですが、概ねベンチマークのMSCIエマージング指数に近い値動きをしてます。
MSCIエマージングのインデックスファンドにこだわらなければ、このファンドでも良いと思います。
ファンドの海管理人 (2007/02/09 0:56:29)
アルビレオさん、カンさん、コメントありがとうございます。ETF、うーんちょっとたしかに手数料がちょっと難点ですね。100万円分くらいいっぺんに買わないと、ちょっと割にあわないかもしれませんね。
[トラックバックURL]