2007年08月13日
投資信託を調べる10のサイト(2007年版)
投資信託を買おうかな? と思ったとき、いきなり銀行や証券会社の窓口にいくのはちょっと待って。ネットで投資信託の商品情報が調べられるサイトを集めてみました。
これらのサイトで投資信託を比べて探して勉強してから、金融機関の窓口に行くことをお勧めします(もしくはそのままネット証券などで購入するとかね)。良心的な投資信託を選ぶ際には、以前のエントリ「良心的な投資信託を選ぶ10の方法(2007年版)」も、ぜひ参考にしてみてください。
では、サイトの紹介です!
(1)モーニングスター
投資信託の情報を探しに行くなら、まずはここ。「ファンド検索」で、レーティング、投資対象、手数料、償還までの期間などなど、細かい条件によって投資信託を絞り込んでいくことができます。もっと手軽に探したいなら、「らくらくファンド検索」。資産運用の目的と、運用期間、目標金額などを入力していくと、お勧めの投資信託をリストアップしてくれます。
(2)社団法人投資信託協会
実は投資信託情報の穴場的存在なのがこのサイト。「投信を調べる」の「取扱販売会社と手数料」のコーナーでは、商品分類別に投資信託の販売手数料と信託報酬などの情報がずらりと一覧形式で表示されます。コストの比較をする際にとても便利です。
(3)DFC FUNDGUIDE
投資信託の1つ1つについて詳しい情報を集めるならこのサイト。運用方針、運用制限、決算日、信託報酬といった基本的な情報だけでなく、上位組み入れ銘柄、そして信託報酬や委託手数料といった費用の内訳まで分かります。大和ファンドコンサルティングが運用しており、国内の投資信託のほとんどをカバーしているようです。
さて、「投資信託を調べる10のサイト」なんて書いておきながら、実はこの3つのサイトがあれば調べるには十分だったりします。ここから先のサイトは、お好みで使い分けていただければってことで。
(4)Yahoo! Japan ファイナンス 投資信託情報
Yahoo! Japanがモーニングスターからの情報提供を受けて運営。リターンランキング、カテゴリ分類などによる投資信託一覧。
(5)価格.com 投資信託
カカクコムの運営。騰落率ランキング、純資産ランキングなどと、検索機能も。ただ、販売手数料や信託報酬は検索項目になし。
(6)東洋経済オンライン
比較.comの中でのコーナー。純資産額上位100、総合レーティング、収益性(分類別)、安定性(分類別)、騰落率などのランキング。
(7)Quick Moneyライフ
金融情報ベンダーのQUICKが運営。基準価額上昇率/下落率、純資産増加幅/減少幅、理論口数増加率/減少率などのランキング。3Dグラフで投信の比較ができる「投信スタイル比較」も。
(8)ロイター ファンド・投資信託
リッパーによる投資信託分析サイト。独自の分析によるレーティングのランキングなど。
(9)FundLand
株式会社エービックが運営。国内株式、国際株式などの分類ごとのランキング、レーティングなど。
(10)投信資料館 投資信託の統計・データ
純資産額によるランキングなど。
モーニングスターやDFC FUNDGUIDEのように、1つのサイトで多くの投資信託情報がまとまっていると、調べるのがとても楽になっていいですね。もちろん、各運用会社や証券会社で、運用報告書などをチェックすることもお忘れなく。
[関連エントリ]
・ 良心的な投資信託を選ぶ10の方法(2007年版)
・ 投資信託が読める10のブログ(2007年版)
[関連カテゴリ]
・ 2.どの投資信託がおすすめ?
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フィデリティ証券が扱う12ファンド(フィデリティ・ワールド・ファンズ)が、
手数料無料になるそうです。
しかし、昨今の市場動向をみると、今購入するのは躊躇してしまいます。
どうせなら最初からそうして欲しかったですね。
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