2007年11月17日

シティバンクに「手数料の安い投信の資料送って」で、来たのはコレ

「いま為替が急に動いてますよね、外貨投資など興味ございませんか?」電話の相手はシティバンクの人。営業の電話だ。「えー、シティバンクって手数料高いじゃないですか!」と僕。

「手数料高いじゃないですか、円ドルの往復で2円ですよね」とたたみかける。
「そうですかー、ほかの商品はご興味ないですか? ドルやユーロ以外の通貨もございますし、投資信託なんかも…」
「投資信託もシティバンクのは手数料高いですよね、安いのがあればいいんですけど」
「そ、そうですか。手数料が安いのがお望みでしたら、そういう商品があれば資料を送らせていただきますので」
「ええ、そういうのがあれば送ってください(でも、そんなの御社にないじゃん?)」
カチャリ。

シティバンクで手数料の安い投資信託なんてないから、資料も送ってこないだろうと思ってました。でも、きましたよ。送ってきました。しかも2通も。

では、封筒の中身をみてみましょう。がさごそ。

Citicatalog
1通目に入っていた資料は、「ザ・プロフェッショナル 債券戦略」。しかも普通の債券ファンドではありません。パンフレットから特徴を抜き書きすれば、「債券を主な投資テーマとした世界中のヘッジファンドに分散投資するファンド・オブ・ヘッジファンズです」とのこと。しかも、販売手数料が3.15%、運用にかかる費用(信託報酬にあたるもの)が約2.5%

僕の結論。「手数料高いどころの話じゃねーよ!」。

シティバンクに意地悪なことを言ったから、嫌がらせを受けたのかな? 債券の投資信託なのに、販売手数料3.15%、信託報酬2.5%。あまりに高すぎて問題外です。

2通目に入っていたのは、「世界のサイフ」。どんな投資信託かというと、パンフレットに躍る文字は「原則として高金利の10通貨を選定し、当該通貨建ての短期債券などに投資します」「原則として、毎月、安定した収益分配を行うことをめざします」だそうです。この時点で僕は早くもゲンナリ……。販売手数料2.1%、運用にかかる費用(信託報酬にあたるもの)が約0.95%。外貨預金とそれほど変わらないように見えるのに、手数料はしっかりとるみたい。

注:2つともファンド・オブ・ファンズのようなので、“運用にかかる費用”は投資対象の運用にかかる費用に当該投資信託の信託報酬を加算しています。

僕の結論、その2。期待してなかったけど、やはりシティバンクの実力はこんなものだった。

「手数料の安い投資信託があれば資料を送って」という要求に応えて送られてきたのが、むちゃくちゃ高い手数料の債券ファンド、そして毎月分配型の債券ファンド。やはりシティバンクは、僕の目からみて魅力的な金融商品は全然ないなあ、と思ってしまうのでした。

ところで、ごぶさたでした。仕事が忙しい時期に、同時に日経マネーさんの投資信託ムックのお手伝いの原稿書きがかさなって超多忙。ようやくどちらもひと段落したので、またぼちぼちと続けて行きます。

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アルビレオ (2007/11/18 2:37:20)

債券ファンドで2.5%なんていくらなんでも高すぎる、ヘッジファンドなんじゃね?と思ったら、案の定ファンドオブヘッジファンズですね。
2.5%という数字はパンフレットに書かれていたのかもしれませんが、こちらをみると
http://www.citibank.co.jp/ja/deposits_investments/mutualfunds/products/mutualfundpages/phfid_details.html
固定報酬が3~6%、さらに成功報酬も取られるということで、最低でも3%を割ることはなさそうなんですが…

「世界のサイフ」が安く見えるように、当て馬として送ってきたんじゃないかと邪推してしまいます。



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