2008年01月 1日

コストのわずかな違いはどれだけ大事なんだろうか?

これまで、いろんな投資信託について調べつつ、僕の頭をよぎっていたことがあります。それは「わずかなコストの違いは、本当に大事だろうか?」ということ。「もっと大事なことがあるんじゃないか」という声が聞こえます。

いや本当に聞こえたわけじゃないですけどね。

もちろん、販売手数料や信託報酬などのコストの違いは重要です。似たような投資信託なら、コストの安いほうがうれしいのは間違いない。それに、日本の投資信託のコストはそもそも高い。理不尽なくらい高い手数料の商品が多すぎる! と僕はいつもイキドオっているわけです。

そのために、安い手数料の投資信託を選ぶ、という消費行動をできるだけ多くの人がとることで、よりよい金融商品がもっとでてくる、ということをいつも願っています。だから、これまで僕は基本的に「よりコストの安い投資信託を選ぼう!」と考えてきましたし、このブログでもそう書いてきました。

でも、信託報酬率が年間1.2%と年間1.3%の2つの投資信託があったとして、この0.1%の違いはどれだけ大きいのでしょうか? この安さを求めて、いくつもの証券会社にわざわざ口座を作るほどのものでしょうか?

コストが安いことはもちろん大事で、それは今後も考えていきたいと思っています。それに加えて、「個人が資産運用をする」ということを広く見たときに、単に「とにかく安いコストの投資信託を選ぶ」ことに必要以上にこだわってしまうのもどうだろう、と思うのです。

僕は、面倒な投資を楽に、あまり手間をかけずに行う、そして人生を楽しむ、という目的で投資信託を活用したいわけです。面倒なのはイヤなんですよね。

なので、できるだけ少ない証券会社で済ませるとか、できるだけ分かりやすいアセットアロケーションを考えるとか、そういうことも一緒に考えなければならない、と思うわけです。

そういえば、「資産運用の結果の大半はアセットアロケーションで決まる」とどこかで読んだことがあります。だとしたら、良心的な投資信託を選ぶだけでなく、どうそれにお金を配分していくのか? について、もっともっと考えなければならないような気がします。 というより、もしかしたらアクティブ型だ、インデックス型だ、という議論よりも大事なことなのかもしれません。

というわけで、2008年はこの辺のことについてもブログで考えて行きたいなあ、と思う元旦の夜なのでした。

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。

[関連エントリ]
僕が投資信託を好きな10の理由(2007年版)
投資信託は生活を楽しむ道具
アセットアロケーションの重要性に気が付く

[関連カテゴリ]
1.よもやま投資信託

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