投資信託のブログファンドの海

僕はフィデリティの自動積み立てサービス、”ステップ・BUY・ステップ”で、「フィデリティ日本戦略ファンド」を毎月積み立てていたのですが、このたび“DCインデックス海外新興国株式”も積み立てを開始することにしました。

その理由については「なぜ僕はMSCIエマージングインデックスに対応した投資信託がいいのか」をご覧いただくとして。

フィデリティのステップ・BUY・ステップとは、いちど申し込んでおけば、毎月自動的に銀行からお金が引き落とされて、投資信託を積み立て購入してくれる、とてもラクチンなサービスなのです。

記憶によると、ステップ・BUY・ステップの申し込み手続きは、「Webサイトへアクセス→申し込み用紙を自分宛に郵送→申し込み用紙到着→必要事項書き込み＆捺印→フィデリティへ送る→完了」です。

Webサイトからステップ・BUY・ステップを直接申し込めれば簡単なのですが、残念ながら書類のやりとりが必要らしいのです。ちょっと面倒ですよね。

というわけで、まずはフィデリティのWebサイトを開きました。

「ええと、まずはログインしてと」
「次に、ステップ・BUY・ステップのメニューをクリックして」
「お、“積み立てファンドのお申し込み”ボタンがあるぞ。これを押してみよう」
「おっと、押す前に、注意書きがあるので読んでみよう。」

注意書き：上記ボタンをクリックし、再度、変更後の全ての積立ファンドの銘柄と積立金額をご入力の上、申込書をご返送ください。

「そうそう。申込書をフィデリティに送らなきゃいけないんだよね。んじゃ、ボタンを押す。ポチっとな」
「あら、必要事項がWebから入力可能になってる」
「ってことは、必要事項が記入済みの申し込み用紙が自分宛に送られてくるのかな。それならハンコ押すだけで返送すればいいからラクそうだ。」
「入力完了！」
「確認ボタンを押す。ポチっと」
「確認完了！」

しかし僕はここで、いままでの努力が水の泡になる驚愕の事実を目の当たりにします。それは！

「印刷ボタン？？？？」
「いや、プリンタ持ってないし。印刷できないし」
「印刷ボタンしかないの？ この書類を自分宛に送るボタンってないのか？」

いくらさがしてもそんなボタンは見当たりません。「印刷」するか、さもなくば「戻る」か。

フィデリティのWebサイトには、申込書を自分で印刷するための機能があるだけでした。プリンタのない僕はため息をつきながら、なすすべもなく画面を見つめるだけです。

「コールセンターに電話してステップ・BUY・ステップの書類を送ってもらうか。はあ…」

しかし時刻はもう夜の11時。コールセンターは終わっています。忘れないようにメモに「フィデリティに電話」と書いて、寝る支度を始めるのでした。

僕がフィデリティに電話をして、ステップ・BUY・ステップの追加申し込みをするのは、それから数日後です。次回はその電話での顛末について。

[関連エントリ]
・ 「銀行からの引き落とし」でフィデリティの投資信託を毎月買う
・ フィデリティの「ステップ・BUY・ステップ」は、なぜオンラインでは申し込めないのだろう

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