2008年09月19日

ゆく夏を、読んだ本で振り返ってみる

子供の頃、夏の課題図書というのがありました。ジョン万次郎の伝記などを読んだ記憶があります。今年の夏、僕が読んだり買ったりした本を眺めつつ、ゆく夏を惜しんでみます。

Summerbooks

この夏、僕が何度も繰り返しページを開いた本が“現代ポートフォリオ理論講義”。現代ポートフォリオ理論を独学で学ぶのにぴったりの良書でした。

証券投資論”は、現代ポートフォリオ理論を解説した本を探していたときに町田のブックオフで発見。定価5400円を900円で買いました。

最新金融工学に学ぶ資産運用戦略”は、個人のための資産運用の理論について書いてあったので、値段が高かったのですが、ここで買わなかったら二度と手に入らないだろうと衝動買い。まだよく読んでいません。

文庫”お金をふやす本当の常識”は、巻末の「理屈っぽいあなたのための理論的解説」が、現代ポートフォリオ理論の数式になっていて、これが僕を理論の世界に導くきっかけになりました。

グローバル・インベスティング”は、論文”ポートフォリオ・パフォーマンスの決定要因”の著者であるブリンソン氏の本だからと、廃刊になっていたものをAmazonの中古本で数百円で購入。この夏、出かけるときにはいつもかばんに入れて持ち歩いて、ちょっとずつ読み進めていきました。外出先の思い出とともにこの本を思い出します。

ここまでが投資信託関連の本。

残りの半分はWebサイトを構築するために参照した本たちです。IT関連の本ばかりなので、興味のない方にはまったく面白くないかもしれませんが、「投資信託のガイド|ファンドの海」と「投資信託の道具箱|ファンドの海」は、この本たちがなければ生まれませんでした。

ポケットリファレンスの“JavaScript”、“スタイルシート”、“HTML”は、Webサイトの構築になくてはならない必携本。繰り返し本棚から出しては戻し、出しては戻し、したのがこの3冊。HTML本はずいぶん前に買ったので、そろそろ最新版に買い換えたほうがいいかも。

デザインが苦手なので、スタイルシート関連の本を何冊か買って参考にしていました。“スタイルシート スタイルブック”は、比較的初心者向けで分かりやすい本。“XHTML+CSS虎の巻”は、実用的なテクニックが多数載っていて、実装のための刺激になります。

投資信託のガイド|ファンドの海」は、最新のMovableType 4.21というシステムの上に構築したので、リファレンスとして“Movable Typeテンプレート虎の巻”を参照。それにしてもMovable Type 4.2のリリースが当初7月のはずだったのに8月上旬になったのには多少ハラハラさせられました。

最後に一番上に載っている本は“Apacheクックブック”。レンタルサーバを借りたので、Apacheも勉強しなくちゃといって買ったのですが、そこまで本格的な管理はいまのところ必要なさそうですね。

もうすぐ夏も終わりですね。みなさんはこの夏、どんな本を読まれたのでしょうか?

[関連エントリ]
・ ファンドの海のこれから
「投資信託の道具箱|ファンドの海」を公開します!
「投資信託のガイド|ファンドの海」を公開しました

[関連カテゴリ]
1.よもやま投資信託

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m@ (2008/09/21 19:21:50)

グローバル・インベスティングは僕も持ってます。
イボットソンさんの書いた本を探したらこの本に当たりました。

ちゃんと国際分散投資しないと日本やドイツのように戦争に負けて一旦0になってしまう事があるとか、戦争になると海外からの投資は禁止になって資産を国に取り上げられるとか、色々考えさせられた一冊です。

ファンドの海管理人(イーノ) (2008/09/21 21:23:31)

m@さん、こんばんは。あの本の戦争時の経済を分析したところ、たしかに面白かったですね。長期で考えれば戦争も怖くない、という気にもさせられました。

silencejoker (2008/09/25 0:09:09)

日記を読んでいて。。

>Movable Type 4.2

ではありませんが、社内でPukiwikiを運営しています。まじ、グループ内で情報共有をするむずかさを実感させられています。。

OpenPneはだれも、手を出した人が負けのような様相で誰もが情報を共有しない、、最悪の、情報系会社です。。



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