2008年11月 9日
バランス型投資信託の価格競争は、証券会社が本気で競争を始めた合図?
バランス型投資信託といえば、いままでは手数料の高い投資信託の代表だったのに、最近のバランス型投資信託では一転して価格競争が始まっているように見えます。これは、いくつかの証券会社が投資信託を重要商品に位置づけはじめている兆候とはいえないでしょうか。
信託報酬を安く設定したバランス型投資信託には、信託報酬が安い以外にも、共通の特徴があります。下記のリストを見てください。
「マネックス資産設計ファンド(育成型)」=信託報酬が0.9975%です。
「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」=信託報酬が実質約年0.77%。
「SBI資産設計オープン(資産成長型)」=信託報酬が0.7140%。
「ジョインベスト・グローバル・バランス・ファンド」=信託報酬が0.63%以下。
「楽天資産形成ファンド」=信託報酬が0.525%。
そうです、商品名に販売する証券会社の名前が入っているのです。
西暦2000年、ITバブルの頂点で野村證券が鳴り物入りで投入した史上最大(当時)の投資信託が「ノムラ 日本戦略株ファンド」だったように、そして宇宙世紀0079、一年戦争のときのジオン公国の最終兵器が「ジオング」だったように、各証券会社とも自社ブランドを冠して本気で投入したのが、これらのバランス型投資信託ではないでしょうか。
と見るのはうがちすぎですかね。証券会社の名前を冠した投資信託って、実はたくさんありますしね。
とはいえ、僕はこの10年ではじめて、信託報酬が競うように下がっているという現象をみました。この流れが偶然ではなく、本当に競争が始まったのであれば大いに歓迎します。
こんな風に、信託報酬の安い良心的なものだと思えば、こうやってブログでばんばん紹介しますよ!
[関連エントリ]
・ バランス型投資信託は価格競争が始まってるのか?
・ バランス型投資信託はおすすめか、おすすめでないか(1)
・ バランス型投資信託はおすすめか、おすすめでないか(2)
・ バランス型投資信託はおすすめか、おすすめでないか(3)
・ バランス型投資信託はおすすめか、おすすめでないか(4)
・ バランス型投資信託はおすすめか、おすすめでないか(5)
[関連カテゴリ]
・ 1.よもやま投資信託
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投資信託を趣味にしているビジネスマン、イーノ・ジュンイチです。いつもご愛読ありがとうございます!



「ジオング」に吹きました。
あと、老婆心ながら「宇宙世紀0079」だった気がします。
同級生が台本(レプリカだったのか?)を持っていて、アフレコごっこをしたことを思い出しました。
tepiciaさん、コメントありがとうございます。狙ったところで笑いがとれて大変うれしいです! そうそう、宇宙歴じゃなくて宇宙世紀でした。ガンダムファンとしての修行が足りませんね。直しておきます。
ジオング…じゃなくて野村日本戦略ファンドは、野村證券とその系列会社以外でも販売されています。
これは建前上は証券会社ではなく運用会社(野村アセット)の名前をつけたファンドだからです。
それに対してイーノさんがあげたファンドは、セゾンを除いて運用会社の名前ではなくあくまで販売会社の名前です。
このため他の販売会社で取り扱う可能性は低く、事実上販売を独占するためにこういう名前にしたのでしょう。
運用会社にとってみれば、より多くの会社で販売してもらった方がうれしいので、今までは(運用会社名とは違う)販売会社の名前をつけるのは銀行系くらいしかありませんでした。
ネット証券が事実上の独占販売ファンドを作れるということは、それだけネット証券が投信販売に注力しているということと、運用会社がファンド設立に踏み切れるほどの実績を残していることを意味すると考えていいでしょう。
今まで投信販売の最大勢力は銀行でしたが、ネット証券もシェアを伸ばしているということなのかもしれません。
ちなみに、米海軍には1996年まで「アメリカ」という名前の空母がありました。
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