2009年01月 6日

手数料で儲ける金融商品の時代は終わった。これからは低コストの時代にしよう

2008年はリーマンブラザーズが破綻し、シティグループが傾き、ゴールドマン・サックスの業績も急速に悪化するなど、金融業界が大きな変化に見舞われました。

これまで複雑な金融商品を作り出して僕たち顧客から莫大な手数料を稼ぎ出してきた金融業界の一部の企業は、結局のところ行き詰まりました。

レバレッジが何倍とか、小口金融を束ねて証券化とか、そういう複雑な金融商品には多くの問題があった、あるいは商品に問題がなくても、問題のある売り方が容易だったわけです。おそらく。

もちろんそういう複雑な商品にも大事な役割があるはずなので、否定はしません。でも、少なくともそういうのでガッポリ儲けよう、という試みは失敗したのです。

だからシンプルで、中身が分かりやすくて、手数料が安い金融商品。そういうものにあらためて注目しようではありませんか。っていうか、僕たちはずっと以前からそういうのに注目していたわけで、ぜひここであらためて、世の中にそういうよい商品がある、ということをもういちど知ってほしいな、と思います。

定期預金だって、外貨投資だって、個人向け国債だって、MMFだって、インデックス投資信託だって、シンプルで分かりやすい。もちろん、人によっては「投資信託なんて複雑だ」と思うかもしれません。それでいいです。どこまでをシンプルだと感じるかは人によって違うでしょうから。

だから特定の金融商品を指すのではなくて、コンセプトとかキーワードとしての「シンプルで低コスト指向」、これを僕たち個人投資家だけでなく、銀行や証券会社や金融業界全体でこれからの大事なキーワードにしてくれたらなあと、そしたら投資もまた復活していくのではないかと、一年のはじめに思うのでした。

本年も「投資信託のブログ|ファンドの海」をどうぞよろしくおねがいします。

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