2012年01月 9日

第4回 インデックス投資ナイト。中の人としてレポート

投資信託好きが年初にお台場に集まって楽しむお祭り「インデックス投資ナイト」が、先週の土曜日に開催されました。今回も僕はスタッフとして参加し、皆さんと一緒にお祭りを楽しんで無事終了しました。

インデックス投資ナイトも今回で4回目。毎回どんな内容にするべきか、実行委員会で悩むのですが、今回はいくつも新しい試みがありました。

1つ目は、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」の表彰式をイベントの最初に持ってきたこと。これまではイベントの最後に行われていた表彰式をなぜ最初に持ってきたかというと、名目上「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」の表彰式を、「インデックス投資ナイト」のイベントとは別のものにしたかったためです。

というのも、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」はインデックス投信だけでなく、アクティブ投信を含むあらゆる投資信託を対象としています。しかしその表彰式が「インデックス投資ナイト」で行われていることで、どうしても「インデックス投資のためのアワードではないか」と思われがちなのです。

かといって、イベントと表彰式をそれぞれ単独で行えるほどの資金もパワーも動員力も僕たちにはありません。ならばせめて、まず表彰式を行い、そのあとでインデックス投資ナイトを行うという、プログラム的に分けた形式にしよう、と考えたのです。

この意図がどれだけ参加者のみなさんに伝わったのかは分かりませんが。僕たちは「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」という賞を大事にし、できるだけフェアな形で行えるように最善を尽くしている、という点をご理解いただければと思います。

2つ目の新しい試みは、「なぜ投資するのか?」というテーマについて会場を巻き込んでみんなで一緒に考えよう、ということを第一部にもってきたこと。会場にマイクを持ち込んで、みなさんから「あなたはなんで投資しているのですか?」という質問をして、それをみんなで共有する、という試みです。

いままでは壇上で行われている有意義なディスカッションをみんなに見てもらう、というのがイベントの主な形態でしたが、今回は昨年に震災があったことをきっかけに、あらためて「投資とは何だろう」というのをみんなと考えたい、という意図がありました。ま、元ネタ的に企画会議で「ハーバード白熱教室っぽくできたら面白いかも?」という発想から発展したものでもあったわけですが:-)

もちろんいつも通り、壇上で行われるディスカッションをみんなに見てもらおう、という第二部「ディベート インデックス投信vs国内ETFvs海外ETF」というものありまして、ここはいつも通りみなさんに楽しんでもらえたのではないかと思います。

さて、僕はといえば、いつも通りFund of the Yearの司会と、第二部の司会をさせていただきました。

毎回、Fund of the Yearの司会はとても緊張します。みなさんが投票してくれた賞の順位を発表するという責任感と、わざわざ受賞のために来場いただいた運用会社の方に失礼のないようにとか、そんなこんなで基本的には舞台慣れしてますし台本も自分で書いてますし、時間も20分という短時間なのですが、ほかでは経験しないほど緊張するのです。

今回も無事に発表を終えることができて一安心。

第二部は、これまで毎回ご登壇いただいているカン・チュンドさん、竹川美奈子さん、山崎元さんと一緒だったので、こちらはすごくリラックスして楽しんで司会ができました。発言者が積極的かつ面白い話がぼんぼん飛び出してくるので、司会者としてはすごくラクです:-)

そして今回、第一部は控え室でのんびりと見ることができました。いつもはほとんど舞台上にでずっぱりで余裕がなかったのですが、今回は出ずっぱりではなかったおかげで、いつもよりずっと楽しめた気がします。来年もこのくらいのペースだと嬉しいな……


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虫とり小僧 (2012/01/10 4:53:02)

お疲れさまでした。
毎年素敵なイベントをありがとうございます。
いつ見てもイーノさんの司会の切れ味はスゴいなぁと思っています!

イーノ・ジュンイチ (2012/01/10 12:54:03)

虫取り小僧さん、コメントありがとうございます! これからも楽しいイベントになるよう頑張りますね。



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