6.投資方法・ドルコスト平均法 バックナンバー

まとめ:もしくは再検討の予告

本当はこのエントリはこれまでのまとめを箇条書きで書いていこうと思っていました。しかし、そうはなりませんでした。なぜかというと、前回のエントリのトラックバックで重要な指摘をいただいたので、あらためてこれまでの調査を再検討したくなったからです。

2008年12月31日

まとめ:長期保有のリスクとリターンについて分かったこと(前編)

ほぼ1カ月にわたってえんえんと「長期保有した投資信託のリターンとリスクはどうなるのか」について調べてきたこの連載も、今回と次回でひとくぎりです。これまでに分かったこと、分からなかったことをまとめます。

2008年12月28日

高いリスクこそが破壊的な結果をもたらすのではないか

TOPIXを20年保有しつづけても、元本割れリスクが30%もあるというのが前回のシミュレーションの結果でした。今回は別のインデックスでシミュレーションしてみましょう。

2008年12月25日

TOPIXを20年保有したシミュレーション。元本割れの確率は?

これまで試行錯誤に使ってきたシミュレーションを用いて、今度はTOPIXを長期保有した場合のシミュレーションをしてみましょう。どれくらい増えそうなのか、そして元本割れの確率はどれほどのものでしょうか?

2008年12月23日

リスクがあるとき、複利はひとり勝ちを生む

ほとんどの本には、投資信託を長期保有すれば複利の効果が働いて有利に増やすことができる、と書いてありますし、僕もそう信じてきました。しかし、これまで調べてきたところでは、話はそれほど単純ではないことが分かってきました。

2008年12月21日

投資信託のリターンは対数正規分布に従うらしい、けど厳密には違うらしい

一般に、多くの書籍では投資信託のようなポートフォリオのリターンは正規分布に従うと書いてあります。これは、現代ポートフォリオ理論の前提にもなっている考え方なんですね。

2008年12月18日

続:その投資信託のN年後のリスクを計算する方法(概算で)

ある投資信託があったとして、1年間のリスクが分かっているときに、N年後のリスクを計算するにはどうすればいいのだろう? という問題について前回から調べてきました

2008年12月15日

その投資信託のN年後のリスクを計算する方法(概算で)

今日は所用で大手町方面へでかけました。大手町にはOAZOというビルの中に、大きな本屋さんが入ってるんですね。それでつい、いま抱えている問題に「なにか参考になる書籍はないだろうか」と立ち寄って、金融の専門書のコーナーで本を物色しました。

2008年12月12日

推測:投資信託を長期保有したとして、複利にとどく確率は?

投資信託を長期保有したとしても、必ずしも順調に資産が増えていくわけではありません。何年も不況が続けば元本割れする可能性だってあるし、好調が続けば何倍にもなるかもしれない。でも長期保有していたらせめて期待リターンの複利には届きたいですよね。

2008年12月10日

投資信託を長期保有したらどうなるか、20年分のシミュレーション

さてお待ちかねの、投資信託を長期保有したらどうなるかのコーナーがやってまいりました。今日のテーマはシミュレーション。それも20年分です。

2008年12月09日

投資信託を長期保有したら複利になるのか、の参考文献

もう1週間以上もずっと、投資信託を長期保有したら複利になるのか、リスクはどうなるのか、をえんえんとこのブログで調べ続けていて、さすがにみなさんそろそろ飽きてきました? どうですか?

2008年12月07日

長期保有の値動きシミュレーションを公式化してみよう

これまで投資信託を長期保有した際の値動きは本当に複利になるのか? リスクはどうなるのか? ということについて7回に渡ってシミュレーションなどをしてきました。今回はそれを公式化してみます。

2008年12月06日

中間報告:投資信託の長期投資は複利なのか?

投資信託を長期で保有した場合、数年後のリターンの平均すなわち期待値は、その投資信託の1年間の期待リターンの複利である。ただし、リスクすなわち結果のばらつきは長期保有すればするほど大きくなり、しかも複利を下回る可能性が高い。複利を上回る可能性は低く、大儲けできる可能性はさらに低いがゼロではない。そして、これらの可能性全体で期待値を計算すると、期待値は複利と同一となる。

2008年12月03日

さらに追求:投資信託の長期投資は複利なのか?

投資信託を5年、10年と保有したとき、そのリターンは、よくいわれているように複利で増えていくものなのでしょうか? この単純な問いに、しかし苦労してなんとか答えを出そうとしています。その結果は!

2008年12月02日

追求:投資信託の長期投資は複利なのか?

タイトル通り、投資信託を長期保有すると本当に複利の効果が得られるのだろうか、ということについての調査を引き続き行っております。

2008年12月01日

改題:投資信託の長期投資は複利なのか?

株式のように価格変動があるものに長期投資したときに、その結果は本当に期待投資収益率(リターン)の複利が期待できるのだろうか? というのを調べています。

2008年11月30日

再考:株式投資に複利効果はあるのか?

いままで株式に投資し続けることは複利の効果を生む、と信じていました。しかしシミュレーションの結果はどうやら、必ずしも複利の効果をもたらすものではない、ということを言っているように見えます。

2008年11月30日

緊急調査:株式投資に複利効果はあるのか?

先日読者の方からいただいたコメントに、「運用結果がプラスの年もあればマイナスの年もあるのに、本当に複利として投資したお金が増えていくのか?」という質問がありました。これは調べてみなければ!

2008年11月29日

どんなときでも投資し続ける、そのためにどうするか

株価が上がれば「あのとき買っておけばよかった」と後悔し、株価が下がれば「怖くて買えない」と手が動かない。自分の判断はあてになりません。だからどんなときも投資し続ける。そのためにどうすればいいか。

2008年10月12日

もう1つ、大暴落の時どうすればいいのか、過去の歴史から学んでみる

日本のバブル崩壊では、1989年12月の株価3万8915円から下がり続けて3年かけて半分以下の1万6924円になりました。この長期的な暴落のときに、投資家はどうすればよかったのでしょう?

2008年10月11日

僕は株価が下がって冷静な判断ができなくなった、ことがある

株価が大きく下がった経験は、僕ははじめてではありません。2000年のITバブル崩壊、2001年の9.11事件とそれに続く下落など、これまで何度か経験をしました。そしてその経験は役に立っています。

2008年10月08日

あのときは「買っておけばよかった」と思ったはずなのに

日経平均が一時1万円を下回り、多くの投資家を心配させている今日この頃。僕は2年前の2006年頃のことを思い出します。あの頃は「日経平均が1万円1000円くらいに戻らないかな」などと身勝手なことを考えていました。

2008年10月07日

シーゲル氏とボディ氏、2人はライバル

ジェレミー・シーゲル氏といえば、株式の長期投資が高いリターンをもたらすという考え方を一般に広めた有名な博士。一方でツヴィ・ボディ氏は、株式投資は長期であってもリスキーなんだ、という論文を発表した博士。二人はライバルです。

2008年09月30日

長期保有はリスクを減らしたりなんかしない、という論文を書いのは誰だ?

長期で金融資産を運用すればリスクは減り、最終的には一定のリターンに落ち着く、というのは長期投資のメリットとしてよく説明されることです。しかし、こうした説明に異論を唱えたのがボストン大学のボディ教授です。

2008年07月31日

長期保有してもリスクは減らない、という議論の決着は?

以前、長期保有について調べたエントリがあるのですが、それ以来そこで取り上げた議論の決着がずっと気になっています。それは長期保有したからといって別にリスクが減るわけじゃないんじゃないか、という論文の存在です。

2008年07月30日

一喜一憂を楽しもう

ライブドアショックで、この数日株価がものすごく下がって、そしてずいぶん取り戻しましたね。個人で株式の売買をしているひとは、大変なことになっているのかもしれません。でも僕は、株価が下がったり上がったりするのを不思議と楽しんで見ることができました。

2006年01月20日

「稲妻が輝くとき」のためにフルインベストメントせよ!

「敗者のゲーム」の中で印象的なフレーズがあります。「投資家は『稲妻が輝くときに』市場に居合わせなければならない」。

2005年12月19日

市場から逃げ出したくなる気持ち

この数カ月、投資信託をしている人、株を買っている人、そして外貨預金をしている人も、思わぬ上昇相場にほくほく顔なのではないでしょうか。というか、僕はちょっと逃げ出したくなるほどです。

2005年11月03日

ドル・コスト平均法の欠点と、あまり語られない利点

ドル・コスト平均法がそれなりに役立つことは、前回のエントリ「ドル・コスト平均法はどれだけ役に立つか?」で分かりました。ただ、多くの解説で見逃している面があると思うのです。

2005年03月11日

ドル・コスト平均法はどれだけ役に立つか?

投資信託の入門記事などでは「ドル・コスト平均法」という投資法がよく紹介されます。株価や債権の価格はいつも上下しており、時間を分散して毎月積み立てるように買った方が高値をつかむ可能性が減り、リスクの分散になる、という考え方です。

2005年03月08日

時間分散とドル・コスト平均法

前回のエントリ「長期保有に投げかけられた疑問」で、長期保有による「時間分散」には“リスク低減効果があまりないのではないか”という疑問がなげかけられている、ということを書きました。これと「ドル・コスト平均法」の関係はどうなんでしょう。

2005年03月07日

長期保有に投げかけられた疑問

株式も投資信託も、投資で成功するための基本は「長期保有」だとよくいわれます。しかし、「時間分散」投資について調べていたら、長期保有の効果について疑問がなげかけられているようなのです。

2005年03月04日

「時間分散」の意味は1つではなかった

前回のエントリで、「時間分散」という言葉を調べたら、2通りの異なる意味で使われているようだ、ということを書きました。

2005年02月28日

時間分散って一体どういうこと?

投資信託の大きな特徴の1つが「分散投資」です。1つの投資信託は、いろんな株式や債券への投資で成り立っています。いわゆる「銘柄分散」ですね。

2005年02月25日

ドル・コスト法の威力

僕はこれまでまったくドル・コスト法を実践していませんでした。それは別にドル・コスト法に異議があったからではありません。自分でも試してみたかったのですが、保有している投資信託を買い増すにはいちいち証券会社に電話をしなければならなかったので、面倒が先に立ってできなかったのです。

2004年11月15日

「ファンド星人」で毎月投資信託を買い増しする

カブドットコム証券の口座で保有している「Jオープン」は、ノーロードだし信託報酬も高くないし、実績も悪くないので、なかなかいい投資信託だと思っています。そこで、このJオープンを毎月定期的に購入することにしました。カブドットコム証券では「ファンド星人」という変な名前のサービスがあって、これを利用することで毎月、自動的に定額で投資信託を買い増ししていくことができます(過去のエントリ「ファンド星人はワレワレノミカタカ?」もどうぞ)。

2004年10月21日

「銀行からの引き落とし」でフィデリティの投資信託を毎月買う

何年も投資信託を保有してきていますが、そのあいだずっと、「む、そろそろ買いかな」と思うときにだけ証券会社に電話をして、買い増しをする、というスタイルをとってきました。

2004年10月20日

「ファンド星人」はワレワレノミカタカ?

フィデリティの積み立てプログラム「ステップ・BUY・ステップ」は、販売手数料が安くなるわれわれの味方でした。では、カブ・ドットコムの投資信託積み立てプログラム「ファンド星人」はわれわれの味方でしょうか?

2004年09月01日

フィデリティの「ステップ・BUY・ステップ」は、なぜオンラインでは申し込めないのだろう

毎月自動的引き落としで投資信託を購入できる、フィデリティの「ステップ・BUY・ステップ」。9月10日までのキャンペーンもあるので、申し込んでみようと思っています。

2004年08月08日