連載:リスク資産の複利確率(28)~最終回「総集編」
2月から半年近く連載を続けてきた「リスク資産の複利確率」も今回が最終回です。最終回ではこれまでを振り返りつつ総集編をお送りします。半年間の連載のダイジェストです。
2009年08月08日
H.リスク資産の複利確率 バックナンバー
2月から半年近く連載を続けてきた「リスク資産の複利確率」も今回が最終回です。最終回ではこれまでを振り返りつつ総集編をお送りします。半年間の連載のダイジェストです。
2009年08月08日
高い期待リターンを求めて高いリスクをとってしまうと、結局のところ儲かる確率が下がってしまう。一方で、リスクを嫌ってしまうと期待リターンの高い商品はない。では一体どのようなバランスで期待リターンとリスクを考えればいいのでしょうか? 半年以上続けてきた超大型連載も、ついに今回で感動の大団円! 熱い涙でモニタが見えないぜ!
2009年07月25日
前回は、金融商品を長期保有するとき、リスクが大きいと損をする確率が高まる、ということについて、最頻値の値を中心にみてきました。今回は中央値の動きをみていくことにしましょう。
2009年07月19日
前回、期待リターンが同じでもリスクの大きさが変わることで、長期投資の結果が上昇しやすくなるのか、それともそれほど上昇せずに終わるのか、はっきりと確率が変わることを、グラフのピークの位置が変わることで視覚的にみてきました。
2009年07月11日
前回は、「長期でみれば、リスクのある金融商品は複利で増えることが期待できる」という、よくいわれる説明が実は誤りだった、ということを見てきました。それは、対数正規分布の特徴から導き出せたのですが、それ以外にも大事なことが分かってきました。
2009年06月28日
ついに、リスクのある金融資産の期待リターンとリスクが分かれば、自動的に数年後のリターンとリスクも計算できるという公式を前回明らかにしました! 今回はその公式から、長期投資家にとって残念な結果を導き出してしまいますorz。
2009年06月21日
リスクのある金融商品を10年保有したら、そのリターンとリスクはどうなるのか、前回はシミュレーションを組み立ててグラフを描いてみました。今回はそこから式を求めてみます。
2009年06月13日
リスクのある金融商品は収益率が正規分布すると一般には思われていますが、正確には連続複利年率の収益率が正規分布する、ということになります。それに従ったシミュレーションを作ってみました。
2009年06月06日
金融商品を長期保有するとリターンとリスクはどうなるのか? シミュレーションを作ってはああでもない、こうでもないとやり直してきました。少しアタマを整理してこれまでの失敗を生かし、かつ発見を組み入れたシミュレーションを組み直してみましょう。
2009年05月31日
期待リターンを基に連続複利年率を求め、それが正規分布するようなシミュレーションをしてみたところ、結果として出てきた期待リターンが当初の2倍近い結果になってしまいました。
2009年05月23日
ある金融商品が期待リターン5%、リスク30%だとしたとき、その期待リターンを基にした連続複利年率rは以下の公式によって求めることができます。
2009年05月16日
「収益率が正規分布する」という考え方をやめて、新たに「連続複利年率の収益率が正規分布する」ことを前提にしてシミュレーションを組み立ててみることにします。どうすればいいでしょう?
2009年05月08日
リスクのある金融商品を長期保有すると、果たして複利で増えることを期待していいのか、それとも複利ほどに増える可能性は半数以下なのか。これを知るためにどのようなシミュレーションを作ればいいのでしょうか? あらためて考えてみます。
2009年05月04日
リスクのある金融商品を長期で保有したとき、本当にその金融商品は複利で増えてくれるのか? リスクがあるのだから、すごく増える可能性もあれば、全然増えない可能性もあるけれど、複利で増えてくれる可能性はどれくらいなのだろう? 半分くらいの可能性、つまり確率は5割以上なのかどうか? これがこの連載で答えを探している疑問です。
2009年04月26日
ようやく連載の本筋に戻ってきました! ただいま! おかえり! 複数年に渡ってリスクのある金融商品を保有したときにどうなるのか、というシミュレーションを考えていたら、A方式とB方式があって、B方式を理解するためには連続複利の知識が必要だったわけです。
2009年04月11日
ある金融商品の年利が分かれば、それに対する連続複利率が求められます。それもExcelで簡単に求めることができるところまで分かりました。今回はその連続複利を使っていろいろ計算してみましょう。
2009年03月28日
年利10%のとき、わずか1分ごとの複利で金を預けるとしたら、いったいそのときの年利はいくらにすればいいのか? といった計算を前回してみました。そしてそこから連続複利の求め方までみてきました。
2009年03月21日
連続複利とは何でしょう? 長期の金融商品のリターンとリスクを調べていたらこの言葉にぶつかりました。これを理解しないことには先に進めそうにありません。ということで、この連続複利について調べてみることにしました。
2009年03月15日
値動きのある金融資産を20年間保有したら複利でお金が増えるのか? を調べるためにシミュレーションをしてきました。そして、2つのシミュレーション方式があることが分かりました。
2009年03月07日
いままで僕が考えてきた金融商品の値動きのシミュレーションとは別の方式があることを前回紹介しました。そしてその方式でシミュレーションした結果、リスクの値が参考書の結果とほぼ一致したのです。おお!
2009年03月05日
参考書に沿って計算した結果とシミュレーションした結果を比べると、リスクの値に10倍もの違いが発生してしまいまうことが前回のエントリで明らかになりました。ところが、参考書通りのシミュレーション結果になった例が存在するのです。
2009年03月03日
投資信託のような金融商品を長期で保有したら、リターンとリスクはどうなるのか? そしてリターンが複利を超える確率はどうなるのか? 20年分のシミュレーションの結果をみてみましょう。
2009年03月01日
期待リターンとリスクが分かれば、その金融商品の収益率をExcelで発生させることができます。今回はそれを使って、ある金融商品を20年保有するというシミュレーションをExcelで作り、実行してみます。
2009年02月22日
ある金融資産を20年保有することをシミュレーションする、ということは、その金融資産の1年目の収益率、2年目の収益率……20年目の収益率と、毎年の収益率をシミュレーションすることにほかなりません。
2009年02月20日
リスクのある金融商品を20年保有するシミュレーションを作ろうとしています。どう作ればいいのでしょう? 今回はその方法を考えます。
2009年02月18日
元本が1万円、期待リターンが年10%、リスクが30%の金融商品を20年保有した際のリターンとリスクを前回は数式で計算してみました。今回はこれをグラフにして少し考えてみます。
2009年02月16日
元本が1万円、期待リターンが年10%、リスクが30%の金融商品があったとします。この金融商品の20年後のリターンとリスクを教科書どおりに計算してみましょう。
2009年02月14日
株式や投資信託のように株価が変動する金融商品を長期保有した場合、果たして複利で増える確率はどうなるのか? を徹底的に調べ続けるあの連載が、はやくも帰ってきました!
2009年02月12日